空間の演出

 「空間」といっても、住居系・商業系・公共系・その他異なる空間が存在するまた、「空間」のスケールにもいろいろ存在する。             
 「外部空間」においては、人や車の動き、モニュメントの配置等により人を取込む・よどませる・連続させるなどさまざまである。建築の設計をする時、いつも心がけている事は、「外部空間」の計画・設計において機能・形態を考えどのよな「空間」が存在するならば、周囲との調和が図れ違和感のない空間となるか、また利用しやすい空間になるかを創造し設計しております。「内部空間」においても同様である。


 デザイン・素材を大切に

 設計者は常に物体・空間に対してデザインを考え表現し、それをどのように取入れてゆくかを模索し、空間を創造してゆくものであると思います。そしてどんな建物でも、どこかに設計者のデザインマインドというものが表現されているはずである。この小さなデザインというものを大切に考えていきたいと思っています。
 また、素材というものにもこだわりを持ち、木・コンクリート・鉄骨・石等、それぞれ素材の持つよいものを表現するように、空間を創造してゆきたいと考えています。